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伝わる言葉を生み出すコピーライターのお話

2. 「結局、何を伝えたいのか」をつねに考える。

「結局、何を伝えたいのか」をつねに考える。

広告業界で、何十年も前から使われているコンセプトという言葉は、そもそもどういう意味か。辞書的に言えば、
元々は概念とか、視点、考え方。
広告コピーを書くときには、商品や表現のコンセプトをいかに明確にするかが大切と言われます。なぜなら、あれこれ見せて読ませて、結局、何を伝えたかったのかわからない広告というのは、よくある話だからです。
そうならないためには、まず、ぶれないコンセプトの理解が必要。
結局、「私は誰で、あなたに何を言いたいのか」がすべてなのです。
広告である以上、「私」はクライアント(広告主)または商品そのものであり、
「あなた」はもちろん顧客であり、ターゲットの人たち。
こう考えたときに、すべての広告で通用する魔法のキャッチコピーが存在するというのですが、
おわかりになるでしょうか(これはある本に書かれていたことですが)。答えは・・・
「私を買ってください」です。
な〜んだ、と思われるかも知れませんが、実際、かなり前に、小泉今日子さんが登場した広告で、「ベンザエースを買ってください。」というヒットコピー(コピー:仲畑貴志氏)がありました。
話がそれましたが、このコンセプト(ミッション)は当たり前すぎるので、普通はそのまま
コピーにはしません。それをどう表現するかが仕事だ、と言われてしまいます。
ですが、伝えたいことを外さないためにはこのミッションを踏まえ、その広告、その商品自体の
コンセプトは何か、をつねに繰り返し考えながら書く、という姿勢が求められるのです。

ジョナさん

「何のための広告か」「何を伝えたいのか」
コンセプトを明快にし、つねに考えながら書く。