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「聞く」ことが苦手だった自分が「インタビュアー」に

1. 社会人1年目、「聞く」姿勢を学ぶ

社会人1年目、「聞く」姿勢を学ぶ

大学卒業後、初めて入社した会社では、熱意を買われ営業に配属。
しかし、なかなか受注ができず、他の新人がどんどん受注していくのに、自分だけが取り残され、結構つらかった時がありました。
ある日上司に呼ばれ、突然「しゃべらずに、営業しておいで」と言われました。
「えー、しゃべらなかったら、どうやって商品を説明するんですか?」
「とにかく、しゃべるな」
正直、途方に暮れて、営業の仲間に相談しました。
そしたら、「相手の話を聞けということじゃないのか。おまえは熱意はあるけど、しゃべり過ぎだからな」
なんか痛いところを突かれた気持ちになった。
「じゃー、どうしたらいいんだ」
「人の話を聞くって、結構大変で、本当は人は自分のことを聞いてほしいんだ。なるべく、商品のことはともかく、その人の関心ごとなど聞いて、相槌を打つことだ。お世辞でもいいから、相手の話に絡むことだ」
「相槌?!」「お世辞?!」
なにか、うさんくさい、テクニックのようなものを感じたが、なんの打開策もないので試してみました。
結果は、大成功!
おかげさまで、そこから営業が大好きになっていきました。

ジョナさん

「売れない」とあせらない。
もう一歩近づいて相手を受け止めることが大切だね